ハリーペットクリニック
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犬の性質と習慣 猫の性質と習慣
犬、猫も昔は、肉食動物でハンターでした。犬は人間と暮らすようになってからの歴史が長く、雑食に変化し、人間の猟りを助けたり、家畜の誘導するなどハンターの本能も薄れてきています。猫は、ネズミ予防のために飼われていた場合が多く、ハンターの本能を失っていません。
犬は昔、群れをなして生活をする動物でした。リーダーがいて、その次に頼れる犬がいて、順位のある社会で生活し、自分がどの位置にいるのかを絶えず計るという性格は、今も持ち続けています。猫は単独行動の動物ですが、意外と仲間同士の団結力があります。

犬、猫とのより良いパートナーシップを築き上げるには、犬、猫の性質を知ることが大切です。 彼らを私たちの家族の一員として迎え、共に暮らしていくためには、人間とはまったく違う性質、体の仕組みを知ることで、病気の早期発見にも役立ちます。日頃から体調の変化がないか見てあげましょう。

犬のしつけ猫の困った行動解決については別ページで解説しています。
年齢について
ワンちゃん、ネコちゃんの1年が人間の20歳にあたります。なので、1歳になるまでの「しつけ」や「環境」がとても大切です。その後、1年経つごとに人間の4歳分の歳をとるイメージです。よって、7歳ですと人間の44歳程度ということになり、若い時の食事と同じというわけにはいきません。内臓などの疾患も増えてくるので、ケアが必要です。
五感について
ワンちゃん、ネコちゃんも人と同じように、視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚といった五感があります。しかしそれぞれの役割は、人とだいぶ違います。
人は視覚で主に情報収集します。犬は嗅覚が一番優れています。猫の場合は聴覚が敏感で、聴くことで情報を得ます。
視覚
犬ー 近視で遠近調節が苦手です。動くものや暗いところでは、はっきり物が見分けられます。青、黄色、灰色の区別ができます。
猫ー 焦点が正確に合いません。人間が必要とする1/6の光の中で物を見ることができます。緑、青、黄色の区別ができます。
聴覚
犬ー 小さい音や高い音を聞き分けられます。人間の約4倍遠くの音を聞き取れます。
猫ー かすかな音を聞き取れます。人間の約3倍遠くの音を聞き取れます。
嗅覚
犬ー 五感の中で、最も優れている部分です。人間の約100〜1億倍といわれてます。
猫ー

犬と比較するとはるかに劣っていますが、人の数万〜数十万倍くらいあるといわれています。また鼻だけでなく口でもニオイを嗅ぐことができます。

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